Feature

マインドフルネスにこだわる訳があります。

枠にはまったカウンセリングを止めました。

その人らしく、マインドフルであって欲しいから。

マインドフルネス…。瞑想する姿をイメージされる方が多いと思います。もちろん、深い呼吸をしながらの瞑想ができるようになることは、基本的な習慣として大切ですが、目的ではありません。手段として、スタイルとして、大切にしたいのです。

マインドフルネス認知療法の源流は古代仏教の修行にあると言われています。ヨガも同じ源流から始まったもので、基本は同じく深い呼吸と、それによって身体内部に生じる変化に意識を集中させることです。

認知療法、行動療法、それらがミックスされた認知行動療法が、様々なストレス低減、神経症や精神疾患治療のために開発され、さらにこの古代仏教の修行を源流とするマインドフルネスと融合し、特にストレス低減法としてその効果が検証されています。

ですが、心理療法・精神療法として取り組むカウンセリングでは、プログラムとして所定の枠を作り、開始前と終了後の抑うつ指数などの数値が改善されているという根拠(エビデンス)を優先するあまり、クライエント個人のその日・その時、その場の困りや気分を尊重できないセッションになることもあり得ます。中にはグループで行うことで効率やコストダウンをはかっているところもあるようです。

相談室カンナは、こうした枠にはまったカウンセリングを(希望がない限り)行いません。

クライエント個人の「今、ここ」に感じるもの、沸いてくるもの、変化を大切にしたいからです。

ストレス低減で、ゆとりを回復して欲しいから。

私自身が助けられました。

コツをつかめば、一生ものです。

人間生きていれば、とりわけ今の日本社会に良くも悪くも自分を「適応」させていれば、ストレスフルになってしまいます。人に優しい社会になるように願い、行動することは大切ですが、それも新たなストレスとなってしまいます。社会が変わることだけを期待しているわけにはいきません。

相談室カンナの代表である私自身、辛く耐えがたいと思える体験を様々にして来ました。そして、不十分さを感じた対人支援という領域にわずかでも役に立てればと、相談室を開設しました。

マインドフルネスとの出会いは、日本自閉症スペクトラム学会の年次研究大会において。必然性を感じました。

そして、「ここに基本がある」と強く感じ、マインドフルネスストレス低減法、ACT(Acceptance and Commitment Theraphy)に関する講演を聴き、著書を読み、自らが実践をして来ています。

お陰でダイエットもできました(93㎏→67㎏、今は少々リバウンド)。

多少の怒りや苛立ちをストレスとして引きずることが減りました。

相手の思いを否定したり評価したりすることなく、まず聴き、自身の思いをモニタリングし、焦らないアセスメントを心がけるようになりました。

マインドフルネス認知療法(ストレス低減法)、ACTを、多くの人にお伝えしていきたいと思っています。

Access

長岡京市と向日市を拠点に悩める方の心を支えるカウンセリングを行っております

概要

店舗名 教育と人間関係の相談室カンナ
住所・電話番号 京都府向日市寺戸町渋川22
三恵マンション203号室
075-925-7960
営業時間 10:00~17:00
定休日 火曜日
webサイト https://mhswkanna.com/

アクセス

人間発達科学についての研究を基軸にして、心身を再生させるために多種多様な発達課題と向き合っております。長岡京市と向日市を拠点にカウンセリングやアコースティックギターの指導を行っておりますが、全国各地からのご相談にも対応するためオンラインカウンセリングも導入しています。
Contact

お問い合わせ

RELATED

関連記事